先週後半からは、棟の取り直し工事です。
月曜日で2件目が終わり、今は3件目を工事しています。
1件目は6寸勾配の小屋の棟の取り直し工事でした。
上の写真の青緑瓦の屋根が2件目の現場。隣には大きな桜の木がありました。
2件目の現場は桜吹雪が綺麗だったのですが、それ以上に記憶に残る出来事がありました。
それは昼過ぎの出来事。
いつも通り屋根の上で作業をしていると、「瓦屋さん助けてください!」という声が。
聞こえた方向を見ると、木の枝を切ってた人でした。
すぐに屋根から降りて、状況を見に行ってみると
枝を切るために登っていた梯子が傾き、その梯子と木の間に腕が挟まれていました…
かなり危険な状態でした。
最初はどのように助けるか悩みましたが、
たまたま持ってきていた2連梯子の存在を思い出し、
その人の近くに梯子を掛けることができました。
いつもは工事する時に必要な梯子(繋げるタイプの梯子)だけで、2連梯子は持っていきません。
その後は、下で梯子が倒れないように押さえて、その掛けた方の梯子で降りてきてもらいました。
助けの声が聞こえたり、
たまたま持っていた2連梯子で早く助けられたり、
(繋げるタイプの梯子だけだったら、すぐに助けられなかったです。)
木にうまく梯子を掛けられたり、
運良くすぐに助けることができました。
挟まれた腕は痛そうでしたが、大きな怪我はしていなくて本当に良かったです。